これ実はかなり好きなんです。でもゲラゲラ笑いながら、「あーっ .. >(続きを読む)
これ実はかなり好きなんです。でもゲラゲラ笑いながら、「あーっ、自分ってなんてイヤな奴。」と自省するだけの良識はありました。腹黒いのもここまで来ればご立派、と突き抜け方を評価してあげたい。動物愛護の観点から「メリーに首ったけ」を批判しておきながら、じゃあ人間は愛護しなくていいのか?みたいな自戒を誘われる映画なんだけど、弄ばれてるのが人間の死体だったら許せるのは何故なんだろう。たぶん個人的にキャメロン・ディアズにこのぐらいの狂気を期待しているところにうまくハマッたんだろうと思う。何しろ人が死んでるのに自分の結婚式の成功だけに血道を上げちゃってますからね。クリスチャン・スレイターは「ヘザース」のやり直しをしてる感じで別にどうでもいいけど。非常に観る人を選ぶ映画だと思いますが、腹黒くて性格悪くて自虐的な笑いが大好き、とはっきり自覚のある方には力強くお勧めできる作品です。人としての良心のあり方を問われる作品だと思います。(私にはそういうものはないです。)