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愛するクルマが彼女になっちゃう、ってどう考えてもコメディなのにどうやってこんなにシリアスに仕上がったんだろう?「殺しのドレス」でいい味出してたキース・ゴードンのオタクな表情が印象に残る作品。でもクルマを愛して愛して愛してしまうという感情そのものが理解できない女性にとってはただのイカれたオタク映画。それなりにムードもあって、面白かった記憶があるのですが、中途半端なキッチュ感と物語そのものの嘘っぽさが曖昧な印象になったことは否定できません。スティーブン・キングの映画化作品を全部観るマラソンとかやってる人を除いたら、絶対に観なければいけないような作品でもないような気がします。