<ネタバレ>会議での大演説は、織田裕二の映画としては欠かせないのかも知れ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>会議での大演説は、織田裕二の映画としては欠かせないのかも知れないが、一映画として見れば不要。県庁さん=「お上」の人間だった人が市井の世界を学んで、仕事のやり方や、そして生き方を変えていったことがこの映画のテーマなのであって、だとしたら問題を会議で報告するなんてやり方で片付けようとしたのでは、せっかく学んだことを何ら生かしていないじゃないか。僧考えると最後の市長の決断は、製作者は意外性を狙ったのかも知れないが、文脈的には何ら意外ではない。でも、半年でのスーパーの立て直しというストーリーは、民間で働く自分としてはわりとリアルな時間感覚だなと思い、なかなか楽しめた。