さすがに、アカデミー主要5部門受賞作品。 原作の3作品で映画 .. >(続きを読む)
さすがに、アカデミー主要5部門受賞作品。 原作の3作品で映画化されたものの中で一番の出来。 比較的忠実すぎる脚本だが、原作ファンとしては嬉しいかぎり。
小説を読んでいる時って自分の頭の中で勝手に人物の顔や風景などを想像しますが、この映画は自分の思い描いていた感じと映画でのキャストや雰囲気がピッタリでした。
プロファイリングでの捜査と、レクターによる犯罪心理学からの検知が融合することにより犯人を追いつめていく。緊迫した状況の描写が重厚感の有る演出で映像化されている。この作品は犯人を捕まえるということよりもスターリング捜査官の心の闇や葛藤をコンセプトとして重要視しているので、ありきたりのサスペンスとは全く違う味が有ります。