<ネタバレ>戦闘シーンの無い反戦映画としてメッセージ性が非常に重く表現さ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>戦闘シーンの無い反戦映画としてメッセージ性が非常に重く表現されている。
中間地点で立ち往生する3人の兵士のやり取りを中心に物語は進みます。
常に啀み合っていた2人は、一度は心を通わせる場面が有ります。しかし、心が通じ合いそうになっても戦場という一種狂気に満ちあふれた場所に居ると、その雰囲気や状況に飲み込まれてしまいます。結局2人とも最後まで敵対したまま死んでしまいます。
地雷を踏んでしまった兵士も救出活動の甲斐無く救われないまま最後を迎えます。
戦争の虚しさと人間の愚かさを強烈にさらけ出した作品です。