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セットとか特撮を駆使してウエスタンな雰囲気を出しているのですが、何故か西部劇特有の時代の古さを感じない。「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」でも同じ事を感じたんですよね。小道具の出来が悪いのか演出が悪いのか、何が原因なのかは分かりませんが、とても安っぽく見えるのです。
この作品って物凄くお金がかかってるんです。おそらく制作費の大半はCGによるものと思われるが、大金をはたいた割には印象に残るシーンが少なく、「凄いリアルだな!」とか「どうやって創ったの!」とかいう感動が全く感じられないのが残念。
ジャンルはアクションコメディーかと思うので、『トンデモ映画』的な展開は問題なくOKなのですが、笑いをとれていないのは不味いでしょう。
私から言わせれば「ワイルド・ワイルド・ワースト」な作品です。