キング自身、あまりに衝撃的な作品なため発表を見合わせた程の作 .. >(続きを読む)
キング自身、あまりに衝撃的な作品なため発表を見合わせた程の作品。主人公一家は、車の交通量が非常に多い道の側に有る家に引っ越してくる。父親のルイスは、家の裏手の細道を抜けた場所にある「ペットのお墓」を偶然に見つける。後日ペットの猫(チャーチル)が死んでしまったので、ルイスはその場所に埋葬する。すると、何と死んだはずの猫がヒョッコリ舞い戻って来たのである。しかしチャーチルは明らかに以前とは様子が違っていた。腐った臭いをさせ、凶暴になっていたのである・・・。 この後、物語は急激に進展する。息子のゲージが大型トラックにひき殺されてしまうのである。 呪われた埋葬地「ペットセメタリー」は死んだ者を生き返らせる魔力を持つ。ルイスは家族を愛するが故に、間違った方向へと突き進んでいってしまう。 これは家族愛を題材にした作品ですが非常に切なく悲しい。映像化による失敗が多いキング作品ですが、これは原作の持ち味がきちんと出せていので比較的出来が良い。