序盤から流れるウィリー・ネルソンの軽快な音楽で始まり
ジョ .. >(続きを読む)
序盤から流れるウィリー・ネルソンの軽快な音楽で始まり
ジョン・ヴォイド演じる田舎もんの好青年のサクセスストーリーかと思いきや
あれよあれよという間にその日暮らしのドン底生活を見せ付けられて
物凄いリアリティに溢れた作品だ。
ただそのリアリティがあまりにも悲惨で切なく
本当の貧乏とはこういうものなのかと妙に納得させられてしまう。
そしてこんな底辺で生きる若者達にも夢があり
それを実現させようと足掻こうとするが
足掻けば足掻く程にドン底に突き進む。
現代社会に適応しようとして潔く諦めたジョーと
その頚城から抜け切れなかったリコとの対照的な結末に
人の本当の生き方とは何か?辛く哀しい選択だ。
・・・にしても、この頃のヴォイドはアンジェリーナ・ジョリーにそっくりだな。
流石、親娘の血は争えんといった感じだ。