注目すべきはジョディの熱演ではなくウィッテカーの怪演。
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注目すべきはジョディの熱演ではなくウィッテカーの怪演。
顔も臭ければ演技も臭い。
もう何ていうか胡散臭さが全身に漂っている。
この役者が出てくると良く言えば中庸な立場、
悪く言えば中途半端な役割を予想してしまい
先の読める単純なサスペンスアクションが
闇鍋に放り込まれたかの如く迷走してしまう。
そういう役どころを考える脚本家にも責任があるが
得てして方向性の定まらないドラマは
結果として作品の評価に繫がらない。
そしてフィンチャーの銀シャリ映像も相まって
梅雨の中の茹だる様な粘っこい演出により
余計に作品を複雑な味付けにしている。
型に嵌ったアクションドラマを化粧し直したところで
ジョディ同様、老けた顔は修飾出来ないのである。
・・・という事で最大に頑張って5点献上。