以下の2点で不満タラタラ・・・。
①核の描写が甘過ぎる。 .. >(続きを読む)
以下の2点で不満タラタラ・・・。
①核の描写が甘過ぎる。
恐らくアメリカ国内で核爆発させた娯楽映画としては史上初の作品ではないか?
(ザ・デイ・アフターなんてのもあるけど今回は割愛させて頂く。)
にも関わらず核が爆発した後の爆心地に何の防護服も着ていない軍人が
大統領を助けに来てるしライアン当人も
何の気遣いも無しに普通に爆心地に向かう姿には
正直、日本人としては受入れ難い演出だ。
ライアン及び恋人の未来はほぼ絶望的と見ても差し支えない。
やはりアメリカ人にとっては核爆弾は通常爆弾より多少威力のある爆弾という程度の
認識しか持ち合わせていないのではないか?
②ジャック・ライアンとしてはベンにイマイチ感情移入出来ない。
確かにハリソンでは歳を取りすぎたのは理解出来るが
ベン・アフレックでは些か役不足。
唯一、グルシュコフ政治顧問役のマイケル・バーンが良い味出してる。
過去の記憶では『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の
フォーゲル大佐役にて異彩を放っていたが今作も物語を通して怪演をこなしていた。
いいな・・・こういうキャラ結構好き。
これも主役がイマイチだからという理由かな。
『恐怖の総和』と言う意味は今作で余すところなく伝えてはいる。
暴力の応酬は怒りではなく恐怖によってもたらされるものであると。
が、役不足・演出不足(誤演出?)では作品自体の質を下げるというもの。