非常に地味に丁寧に史実のヒトラー暗殺映画を描いた映画です。 .. >(続きを読む)
非常に地味に丁寧に史実のヒトラー暗殺映画を描いた映画です。
この手の「実話映画」で問題になるのは最初から結果がわかっていることです。
戦争中に何度も計画されたヒトラー暗殺計画が成功していないのは誰しも知っている事なので、この映画の結末も誰でも想像できます。
結果が分かったストーリーを2時間見せられるのってどうよ?という事です。
この手の実話物の最高傑作は「ユナイテッド93」だと思いますが、あれは映画的な脚色を極力減らしたからこその緊張感がありました。
この映画の場合、娯楽映画としてのスタイルをとりつつ実話を描く、そういう意味では非常に上手に映画として作られているとは思いますが、結果としてやや中途半端になってるな、と、そう感じました。
また映画のあとにwikiを確認してトム・クルーズ演じる伯爵大佐が、実際にどういう人でどういう評価を受けているかを勉強できた事は収穫かなと思っています。
映画用の脚色したスタイルかと思いきやリアルにあの姿だったんですね。なるほど~