<ネタバレ>そういえば昔は同人映画の上映会とか結構出かけてたなぁ…と思っ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>そういえば昔は同人映画の上映会とか結構出かけてたなぁ…と思ったりする夏の午後。
話題のこの映画を観に行きました。
新宿東宝シネマの一番大きな箱がフル回転でしかも満席なんだからものすごい人気です。
さてさて、映画としては低予算のインディーズ映画としてはなかなかよくできてて面白い…と思うんですが、今のように期待値が大幅に上げられた状態で観ると…いやちょっと過大評価されすぎちゃってるんじゃないの?と思ってしまうような映画で、過剰なほど期待値が高まっている観客全員が満足できるかというと…それはかなり難しいものがあるんじゃないでしょうか。
鑑賞していて、映画の構造自体には早々に想像がつくわけで(冒頭、明らかに不自然なシーンが多数あり、このネタバレを後でやるんだなってのはわかりますよね)、あとはネタバレ的な後半部をいかに楽しむか…となるわけですが、まぁ確かに楽しめるのですが、しかしそれは言われてるように画期的とかいうレベルではなく、すでにどっかで観たような(それこそ三谷映画あたりで)…という程度に収まってしまってると思います。
期待値をあげずに観にいけば楽しめると思いますが、期待値あげすぎちゃうと…人によってはかなりがっかりしてしまう…とそんな映画ではないでしょうか。
ある意味、今この映画が置かれている状況がマイナスにもなってしまってるんじゃないかな、とそう思う次第です。