<ネタバレ>ファイナル・デスティネーションの続編。グロ度がパワーアップ。 .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>ファイナル・デスティネーションの続編。グロ度がパワーアップ。次々にグロ~く死んでいく主人公たち。今回もこのグロ~く死んでいく様子を楽しむ映画になっている。(人の死を楽しむなんてモラル的にどうかとも思うのだが、映画だし、R-指定も付いているので大いにやっちゃってください。)しかし、ただ人が死んでいくのをボ~っと見るだけではない。明確な敵というのは存在せず、相手にするのは「死の筋書き」、つまり運命なのである。この運命をいかに回避していくか、というのがこの映画の軸であり、その過程で仲間の誰がどのように死んでしまうのかというスリルを描いているのだ。この「死の筋書き」の謎解きサスペンスと「仲間の死」のホラーのバランスが非常に良く、オチも遊び心があって最後まで観客へのサービスを忘れない。また、1人目の犠牲者が死ぬ前、冷蔵庫に貼ってあったアルファベットのマグネットが「E」「Y」「E」と並んでいてで「EYE(目)」という単語を作っていたのに気が付いたのだが、その1人目の犠牲者は最後、目を刺されて死んでしまったのだ。他の死を予知させるようなヒントは見つけられなかったのだが、この映画では主人公の予知以外にも観客に次なる死へのヒントを映像のどこかで出しているのかもしれない。そういったヒントを映画の中で探すのも一興かもしれない。ホントにサービス満点な映画。[良:1票]