<ネタバレ>いったいあの庭師はどこへ行くのか?
主を亡くし孤独になった .. >(続きを読む)
<ネタバレ>いったいあの庭師はどこへ行くのか?
主を亡くし孤独になった庭師はあるきっかけで大富豪に雇われる。
でもその新しい主人もまた余命はわずか。
庭師のチャンスはただ思いついたことしか言わない朴訥な性格。
そのひとことひとことに意味を求め、周りは騒ぎ耳を傾けあがめる。
・・と昔の童話のような話なのですが、最初見たときには
このチャンスが住み着く家の主人は亡くなる。怖いやつだと・・
何がいいたいのかわからなかったです。
つまり何もないということなのでしょう。
意味はない。欲得を求め意味を探ろうとしても、
人間の生死には意味などない。全て無から生まれ無に帰る。
体も軽くなったチャンスが湖の中を歩いてゆく。
哲学的で少し怖いです。
でも人間って意味がないことを悟ってしまうと、面白くなくなるのでは・・
と、欲も得もおおいにある私には程遠い悟りの映画でした。
意味を見つけるために生きて、やがて意味のないことを知る・・