<ネタバレ>この作品を借りたのは実は「-lessレス」に似ているからとい .. >(続きを読む)
<ネタバレ>この作品を借りたのは実は「-lessレス」に似ているからということでしたが、
・・似ていませんでした。
似ていたのはその標識の場所から抜け出せないという形と、
全ておわったことが元に返るという組み立てで、
実はよくあるサスペンスのお手本なのです。
私は本当にこの作品に似ているのは、
「オープン・ユア・アイズ」なのではなかろうかと思います。
見かけは「レス」に似ているかもしれませんがそれは勘違いで、
実は根底には「オープン・ユア・アイズ」の世界なのです。
それは解読サイトを読み終えて気づいたのです。
この作品はかなり難解でして、
観終えたあと頭の中が???のこだまがひびいている状態(爆)
何がなにやらさっぱりわからない~!!
待て待て・・どれかはっきりさせてくれ。
実は死んでいたとか夢だったとか!
パニくりましたよ(苦笑)
そう解いてもつじつまがあわないのですから・・
ああ、そうだったのか!という驚愕のフィナーレに感動というものでもない。
ただ何かわからにんだけれどもナオミ・ワッツの片思いは理解できたし、
恨みやねたみや狂うほどの恋しさ哀しさはわかったような気がする。
だからこの作品はストレートに脚本をいじっていなければ泣けるかもしれない、
恋愛映画であり成功から転落した(本人は成功したと勘違い)夢みる少女の物語。
「パルプ・フィクション」というタランティーノの映画がありました。
あれも後半に脚本の順番を変えて観客を不思議な世界に誘います。
この作品はある程度ネタバレされたほうが面白いと思いますが・・