この作品は仕方ないでしょう。
見てて気の毒になるほどのヘボ .. >(続きを読む)
この作品は仕方ないでしょう。
見てて気の毒になるほどのヘボイ脚本。
あれだけうじゃうじゃ出てきてたエイリアンが1匹しか出てこない。
1ならいいんですが2のあとなんです。
いくらシガニー・ウィーパーが坊主になろうと、
見せようがないんです。
ただし私は、デビット・フィンチャーのカメラワークが好きです。
それだけのための映画です。
だってこれをキャメロンが撮ったら、どんなにつまらないだろうか。
まあお金をかけてないだろうと思われる本作。
フィンチャー監督かスピルバーグ監督かあるいはサム・ライミ監督。
このあたりの人でなければ、変わったことに燃えないのでは
(って嫌だろうな)
つまりはマニアックすぎる内容で、大衆の支持を得たエイリアンは
もう後戻りできなくなってしまったのです。
細い洞窟のような道を猛スピードで走るエイリアン(それも1匹)の恐怖を、
カメラそのものをさかさまにして奇をてらった演出。
私はその演出に、笑うしかなかったのです。いやぁ拍手。