<ネタバレ>この映画2回も劇場に見に行ったんですよ。
オチがわからなか .. >(続きを読む)
<ネタバレ>この映画2回も劇場に見に行ったんですよ。
オチがわからなかったんではなく、
前半の途中でトイレに行ってしまって・・
まず監督が好きで出演者も好きで、しかもあの「シャイニング」の
オマージュ映画ということで期待。
確かにあのラストは「シャイニング」の世界観でした。
あまりのばからしさに笑いましたが・・
映画から何かを読むクセがついているので、
これは自我への目覚めなのか?それとも?
と深く考えていました。ので笑えない映画なのです。
そうこの監督の映画って笑えないのです。
どうも人の嫌がる本質をあからさまに描写するのが得意で、
またそれも逆に清いと思う私も変なのですが・・
なぜスピルバーグとフィンチャーとルメットが好きなのか?
どれも持ってる願望だったりしてね。この映画のように。
まさか見てない人は本当にいないと思うのですが・・
いわゆるジギルとハイド、エンジェル・ハート映画で、
でもラストには自我という本能。
まだどうしても理解できかねないのですが、
なぜエロスの自我なんだろう??
そこまで主人公は我慢していたのだろうか?
暴力性というのはわかるけれども、
性欲を最後の重大な崩壊につなげるのがわからない。
性欲も支配欲も同じなんだろうか??
キューブリックの「シャイニング」も確かにそうだったけれども。
わからない映画をわかりやすくオマージュしてくれてはいない。
同じ欲望の映画を作ってはオマージュではなくパクリですよ。
衣装の色は白と黒違えどその団体のやること、
多重人格の抑制、ラストの破滅と自我・・
そしてそれがさも社会への警告であるかのような・・
でも・・いつも見てて許してしまう。
毒が厳しくシャープです。
暗さの使い方がうまいのです。
見飽きた映画ですがDVDも持っています。
やっぱりフィンチャーはいいです。
俳優の使い方もうまいし。
ブラピもノートンも好きですしね。