生きていくことに失望した女と、生命を持たない天使の対比から、 .. >(続きを読む)
生きていくことに失望した女と、生命を持たない天使の対比から、生きる事の意味、生きてゆくことの素晴らしさを表現しようとした、という事は評価できるのですが、それには画面全体が寒々しくなり過ぎでしょう。スタイル優先のために、伝わるものも伝わらない状態。生と死について、もう少し正面から取り組んでいたら、名画になったかもしれませんが、見た目ばかりを大切にして、雰囲気だけの映画と化して、なんかツッコミどころ沢山な映画になってしまった気がします。