アンディ・ガルシア演じる刑事が、自分の息子の命さえ助かるなら .. >(続きを読む)
アンディ・ガルシア演じる刑事が、自分の息子の命さえ助かるならば、あとはもう誰がどうなろうが構わないって考え方、行動の仕方。だから利己的で感情移入できません。一方マイケル・キートン演じる凶悪犯は、具体的にどう凶悪なのか、過去の犯罪内容もあまりハッキリしないし凄く凶悪な事をするワケでもないから、どこら辺がどう凶悪?っていうのが判らなくって。そんな二人の追っかけっこは、案の定アンディ側がおバカ。おバカであるがゆえにサスペンスが生まれます、という脚本は、もうカンベンして欲しいです。頭がいい同士がぶつかってこそ、面白くなると思うんですけどねぇ。当時、通路が落ちるところをウリにしてましたが、実はハデなのはそこだけという悲しい映画でした。