<ネタバレ>1丁の銃の存在。それにかかわった人やその家族、周りの人達の「 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>1丁の銃の存在。それにかかわった人やその家族、周りの人達の「現在」が赤裸々に展開されていく。モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、それぞれが直面している事態は、凄くもどかしく、ままならない。人は何とかその事態を好転しようと、悩んで行動しているけど、自分の思いがなかなか他人には伝わらず、さらに悪い事態へと展開してしまう所なんかは、実にリアルな感情表現で表わされていると思います。時にはその事態は最悪の結果を迎えてしまうこともあり、時には乗り越えられる場合もあり、まだまだ結論のでない場合もありで、実に深いです。このタイトルにしたことも含め、色々と考えさせられる映画だと思います。