<ネタバレ>これは10年に一本あるかないかの傑作だ。この圧倒的なまでのダ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>これは10年に一本あるかないかの傑作だ。この圧倒的なまでのダイアローグの生きた感覚。Well-knownな脚本家でもそうは書けないレベルのSubtletyだ。語彙も豊富だし、Improviseに対するLeewayも絶妙に保持されている。こういうダイアローグに出会うと映画人として嫉妬する。何度も言うが、これがアレンやバーンズのようなWell-knownが書いたものではないというところが何より驚くべきところなのだ。冷静に考えれば結構重めのテーマを扱っているにもかかわらずこの娯楽性、そして、Suaveness. また終盤もSappyな方へ傾斜しない確固としたModeration. あのような収束こそが我々映画人が真に嫉妬すべきところだろう。Surrealを楽しんでいるかのような饒舌さこそ本作の最たる美点。