実際サスペンスとしての要素はそんなにたいしたこと無い。この映 .. >(続きを読む)
実際サスペンスとしての要素はそんなにたいしたこと無い。この映画を魅力的にしているのは、ストーリーよりもむしろ登場人物のキャラクターや、音楽や、演出の力が大きい。冒頭の電話から、すでに強烈なおフランスモードに突入。軽く(?)愛を語った後、マイルス・デイビスのトランペットが鳴り響く。こんなシーンにあまり違和感を感じないのはフランスぐらいだろう。日本人がこんなセリフ言ってもギャグにしかならない。ジャンヌ・モローの気だるい語りが良い。