この映画を見たとき、とある進学塾の講師をしていた。
中学入 .. >(続きを読む)[良:3票]
この映画を見たとき、とある進学塾の講師をしていた。
中学入試では詩を教えるとき、表現技巧や分類から教えていた。
詩を味わうことよりも先にだ。
この映画を見てすごく反省することしかり。そして、ラストシーンでは流れる涙を止めることができなかった。
今まで見たどんな映画よりも泣けた。生徒と教師の深いつながり。自分らしく生きることの素晴らしさと難しさ。いろんなことを考えさせられる映画である。
映像も美しく、四季折々の自然の美しさにも心が洗われる。
私はいまだに教師をやっているが、自分の教育の原点はこの映画あると言える。
「教科」を教えることは容易いが、それを通じて「どう生きるべきか」を教えなければ、教師とは言えない。
お薦めの一本である。[良:3票]