基本的に自分はリュック・ベッソンをそんなに大物とも思っていな .. >(続きを読む)
基本的に自分はリュック・ベッソンをそんなに大物とも思っていないから、“ああ、こんなもんでしょ”って思いました。妄想癖(しかも思いっきり甘い)全開のかまってちゃんが自由にお話を作れるとしたら、こんな映画を撮るだろうと。そんな内容のオハナシでも、一応エンタテイメントに耐え得る作品に仕上げてしまっているのが、素人とプロの違い。やっぱり撮影技術は目を見張るものがあるんだよね。特に橋でのカメラの設置には細心の注意が払われている。あとパリの景観の撮り方も、地元民ならではのさりげなさが漂っている。白黒にしたのは甚だ疑問だが、パリならではの美しさだけで、それなりの満足度は得られたかな。