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<ネタバレ>シリーズ初の単発スペシャル。山田(仲間由紀恵)と上田(阿部寛)のとぼけたやりとりは相変わらずだし、話としてもいつもどおりの感じでそこそこ楽しめた。しかし、DVDで連ドラ第3シリーズをすべて見終わった直後に本作を見たためか、マンネリ気味で少し飽きてきた感じ。上田と大柴(西村雅彦)が戦うシーンが明らかに間延びしていて冗長に感じるし、主題歌が鬼束ちひろではないことも若干の違和感がある。今回の敵役を演じるのは名取裕子で、サスペンスドラマで主役を演じることの多いイメージの彼女が犯人役というのが珍しい気がする。事件の結末はこのシリーズらしく、印象に残る。矢部(生瀬勝久)とその部下(池田鉄洋)がいてもいなくてもいいような存在と化していたが、この後のシリーズでの矢部と部下はずっとこんな感じなのかな。