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新作を観たあと、ただちに旧作を借りてきて観くらべた。たしかに多くの人の言うとおり、旧作の方がずっとよく、CGのない時代だったにもかかわらず、往年の東宝特撮スタッフの実力はたいしたものだった、とあらためて思った。それに俳優が、1970年代の映画では今よりずっと大人だったなあ。 小林桂樹の暖かみがありながら苦虫をかみつぶした独特の味、丹波哲朗のくっさいが威圧感のある演技、端正な中村伸郎、それに新国劇の大御所島田正吾はもうさすがというほかなく、見ごたえがありましたね。