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<ネタバレ>タランティーノがどういう姿勢でこれを作ったのかによる。「新しいもん、なんもないけど、これがオレの好きな世界なのよ、どう?」という姿勢でパロディを作ったのなら、とても好き。だが、「オレの好きなスタイルをオレ流に焼き直してみた。これがオレ流の解釈なのよ、どう?」という姿勢でオマージュを作ったのなら、いまひとつ酔えない。少なくとも、侍映画の様式美とカンフー映画のエッセンスはごった煮にしてほしくなかった。両者が相殺しあって、ただの刀持った汚いアクションにしか見えなかった。すべてパロディです、というのであれば、これもアリだと思えるのだが。というわけで、タランティーノの真意がいまひとつ読めてないので、可もなく不可もなくで5点です。