本当なら花園を子供たちの手だけであそこまで蘇らせるのは不可能 .. >(続きを読む)
本当なら花園を子供たちの手だけであそこまで蘇らせるのは不可能だ。作り手側も最初からその過程をリアルに撮ろうとはせず、子供の尽力プラス何かの力が働いた、というファンタジー性、寓話的な雰囲気を大切にすることを意識していたそう。蘇っていく花園の映像が美しく妙に心に残り、たまに観たくなってしまう。児童文学の映画化作品としてこの作品が特別の傑作とは思わない。けれど特にくさすところもない、良質で罪のない映画ではあると思う。考えた挙句、8点献上。私の中の童心が、この映画を無下に出来ない。