あらためて表現の方法にはいろいろある、と実感させる作品。実話 .. >(続きを読む)
あらためて表現の方法にはいろいろある、と実感させる作品。実話を劇にしたんだとも、そもそも作り事に過ぎないと言いたいんだとも、両方に取れるように冒頭から作られている。意外とたんたんと話が進行するのが印象的だった。私にとっては、一番、原典を読んでみようかなと思わせた作品。脱線するが、映画製作年の1973年というと、本邦が変動相場制に移行したばかりの年。にもかかわらず、日本の聖徳太子がこの映画に出演しているのは、
まさに奇跡である。