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たぶん自分に感受性が不足しているのだと思い、恥ずかしいのですが、正直にいえば、あまり何も感じることができませんでした。タランティーノ風の時系列が複層する構成、精神的といってもいいような美しさを見せるファースト&ラストシーン(ユーミンの歌に『悲しいほどお天気』というのがあったなぁと思い出した)、巧妙なカメラワーク、そっけないほど説明的でないシナリオなど、実験的で完成度の高い作品であるとは思います。しかし……みなさんが書いておられるような、事件の悲惨さとか、日常に潜む非日常とかに対する不安とか恐怖は、なぜか生じませんでした。。。。。もっと別のときに見れば、違う印象が得られたのでしょうか。ということで、6点也です。ちょっと映画を見る自信をなくしてしまった。。。。。