なんともいえない独特な世界観が印象的な映画。
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なんともいえない独特な世界観が印象的な映画。
この作品を見ながら思ったのは、そうか自分はゆったりとしたセリフや情緒溢れるシーンが好きだったんだなあということ。
まだ初々しい中嶋朋子の独り言のようなナレーションや、美しい西伊豆の港の風景、
万灯会や花火や牧瀬里穂の詩のような手紙が尻をたたく少年(笑)を含めて心に響くのだなと妙に納得した作品だった。
真田広之「でもどこにでも行ければいいってもんじゃないんだよ、つぐみ。ここには山も海もある。
お前の心は丈夫だし。ずっとここにいても、世界中を旅しているやつよりたくさんのものを見ることができるよ。」
海を離れて心ここにあらずの中嶋朋子の心情に共感したこともあり、7点献上。