「フェリスはある朝突然に」なんて題付けられたら、誰だって気に .. >(続きを読む)
「フェリスはある朝突然に」なんて題付けられたら、誰だって気になってしまうもの。実際は、フェリスという少年がある朝突然学校をサボる決心をし、そこから彼のやりたい放題をする、という内容。前半はフェリスの強引さにイライラしたものの、物語が進んでいくにしたがって一線を超えたコミカルさに惹き込まれた。ただ「デトロイト・ロック・シティ」のように突き抜けたぶっとびさはなく、それが平均点の低さにも繋がっているのかも。「人生はすごく早く動いているから、ときどき立ち止まって周りを見てみないと。」という台詞は、名言でもあり、単なる言い訳でもありますね。「死ぬまでに観たい映画1001本」のひとつ。