<ネタバレ>高倉健と鉄道といえばぽっぽやのイメージがあったので、もっと爽 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>高倉健と鉄道といえばぽっぽやのイメージがあったので、もっと爽やかな感じかと思いきや、日本的情緒あふれる実にしみじみとした映画でした。
さくらではない倍賞千恵子との絡みがいい。最初の居酒屋での会話から、ラストの居酒屋での倍賞千恵子が一言も発しないシーンとの対比だけでも面白い。
ストーリーもナレーションもなく年月を重ねて淡々と進んで終わるかと思いきや、最後のほうにサプライズもあってこれも気が利いていている。
北海道の冬の厳しさ、八代亜紀の演歌がこれほど似合う作品もないだろう。