2時間あまりの時間があっという間でした。イーストウッドの無駄 .. >(続きを読む)
2時間あまりの時間があっという間でした。イーストウッドの無駄を一切省いた淡々とした演出は相変わらず見事で、静かな音楽と相まって下手な特殊効果よりもはるかに心に響いてくる。ただ、これまでの彼の作品に比べ、彼らしさはやや抑え目で、その響き方というか重苦しさみたいなものが少なかったような気がする。ストーリー自体が重苦しいのでそれで正解なのかもしれないが、若干の物足りなさを感じたのも事実。ま、感情移入しやすく、説得力のあるよい映画でした。
普段はイーストウッドの映画は暗くて重すぎると批評しているにも拘らず、それが少なくなるとまた物足りない。私はイーストウッド中毒にかかっているのだろうか?