オドロオドロしく始まったものの、サスペンスらしい兆候はなかな .. >(続きを読む)[良:1票]
オドロオドロしく始まったものの、サスペンスらしい兆候はなかなか見えず、前半はずっとモヤモヤします。しかしごく一般の女性がいきなり寒々しい大豪邸の「奥様」に収まったら、とりあえずは恐れおののきますよね。そういう意味でおおいに共感できました。
で、だんだん「レベッカ」の存在感が増していってヒロインは本格的に恐れおののくわけですが、このあたりの展開は見事としか言いようがありません。当然ながら「レベッカ」はまったく登場しませんが、さながら「死せる孔明~」のヒッチコック版といったところでしょうか。
ちなみにこのヒロインの方、えらく美人さんですが、wikiによれば日本生まれとのこと。では他の作品も見てみようかとも思ったのですが、当然ながらカビの生えたような古典ばかり。「仲達を走らす」までには至らないかな。[良:1票]