まずは5時間にも及ぶ作品(に結果的になっちゃったらしいのです .. >(続きを読む)
まずは5時間にも及ぶ作品(に結果的になっちゃったらしいのですが)を作ろうという、その熱意と根気に感服します。まあお得意のスローモーションのシーンをすべて標準スピードに戻せば、4時間ぐらいに収まったかもしれませんが。
で、PartⅡについてもまとめて書きますが、大河ドラマでも見るような感覚で最後まで堪能させてもらいました。いかにも中国な壮大さと大味さが入り混じって、けっこう世界観に没入できます。終わるころには一抹の寂しさを感じたほど。
ただ周瑜と孔明ばかりがクローズアップされて、最初に華々しく登場した蜀の面々の影が、中盤以降すっかり薄くなってしまったのは残念。また曹操やその周辺がマヌケすぎて見ちゃおれん感じ。だから圧倒的多数でありながら惨敗したわけですが、もう少し好敵手ぶりを見せてほしかったかなと。いずれにせよ頭が弱いというのは哀しいことだなと、自戒を込めて思いました。