<ネタバレ>今さならながら初見。「感動の怪談」といったところでしょうか。 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>今さならながら初見。「感動の怪談」といったところでしょうか。見たくもないものが見えてしまうというのは、特殊能力とはいえ日々ストレスだろうなという気がします。なーんにも見えない・感じない自分にあらためて感謝。
しかし幽霊にもそれぞれ言い分があるはずで、言い残したこと、やり残したことがあれば死んでも死にきれないしょう。日本にも「成仏」という言葉がありますが、このあたりの感覚は宗教も人種も文化も関係なく共通するのかなと。人類は皆兄弟ということか、あるいは洋の東西を問わず、案外現実に起きていることなのかもしれません。とはいえ単なるファンタジーにはせず、しっかりホラーしているところも好感が持てます。
そして何より、このレビューの極端な多さがホラーです。死にきれない人も加わっているんじゃないかと。