70年代のバート・レイノルズはヒット作を連発し、マネーメイキ .. >(続きを読む)
70年代のバート・レイノルズはヒット作を連発し、マネーメイキング・スターとして、また、アメリカの女性たちが選んだ「最もセクシーな男性」として一時代を築きました。ところがなぜか日本ではそれほど人気が無く、某映画雑誌の人気投票でもトップテンに入ったことはありません(と思うの)。多分、あの胸毛のせいだろう...。そんなレイノルズと硬派な男くさい作品に定評のあった故ロバート・オルドリッチ監督が組んだのが本作品ですね。前半はどこにでもありそうな平凡な刑務所ものだったのが、後半、看守チーム対囚人チームによるアメフトのゲームが始まるや否や、ルールもろくに知らないくせにテンションは上がり続け、いつしか「ミーン・マシーン!ミーン・マシーン!」と叫んでいる自分に気がつき、終わってからも暫くは興奮冷めやらず、押入れから懐かしきファミコンソフト「10ヤードファィト」を引っ張り出し、真夜中にこっそり楽しむという奇行に走ることは間違いないでしょう(誰もわかんねぇよ)。元々アメフトのプロを目指していたレイノルズの颯爽としたユニフォーム姿は
まさしく「目から鱗」状態。さらにはオルドリッチ監督得意のスプリット・スクリーンによって臨場感あふれる画面が展開されます。