クリーブランド監禁事件、実際の事件をもとに再現したものという .. >(続きを読む)
クリーブランド監禁事件、実際の事件をもとに再現したものということなので 内容についてはどうのこうのと言えない。ただ、あっさりしたエンドクレジットが流れ始めた時初めて劇場公開作品ではなくテレビメディア用に作られ放映された真面目な(?)テレビ映画だったことに気付きました。だからなのか余計な演出は控え目、鬼畜的なシーンもかなり控え目、そこが功を奏した形になっていたのかと思えます。最後のほうで実際に存在する生還者のその後の生き方や活動様子が加えられているあたりから 本作品は一応被害者Aの方の了解をもとに制作、そして放映されたものだと思います。見せ方としては激しさがあまりないですが、実際にはとてもおぞましき事件であったと十分に分かり得る作りです。この事件の概要を世間一般に知らしめるには十分な撮り方になっていたかと思えます。そんな彼女らが失った物とその時間、とてもお気の毒に感じます。このような事件が今後起きない世界になってくれる事を願います。最後に、この事件について素通りせずに知らねばと、ネット検索してみたのですが、至るところで公表されている記事をもとに、この作り、かなり忠実に再現されているようですね(過激な描写を除く)
ということは、こんな悲痛な事件で悲痛なタイトル作品でありながら、言い方変になってしまいますが、根本的には 良な作品だったのじゃないのかと そんな風に思えてしまったわけです。腹の立つよな商業用の映画とは違う。