<ネタバレ>狂気の顔芸がパンパないお犬さん。
でもこれ、単なるホラーじ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>狂気の顔芸がパンパないお犬さん。
でもこれ、単なるホラーじゃないすね。
過去のアメリカの歴史上において実際に存在していたのか否か、今さらながらにして実に興味深く感じられます そんな動物を扱っての社会派サスペンス。黒人を見かけたら目くじら立て飛びかかり噛み殺しにかかる黒人暗殺処刑攻撃犬のホワイト・ドッグ。
でもエンドクレジットではお犬様のお名前が4匹クレジットされ出てましたので、そのシーンシーンよって4匹を使い分けていたのでしょうかな 答えはわかりませんですが。
そして人間様につきまして、ふいに現れた(黒人差別者の)飼い主に啖呵を切って対峙するジュリーの姿が勇ましい。
だがラストはとてつもなく切ない、黒人調教師が落胆する姿とその何とも言えぬ表情があまりにも後に引きずる そして横絶えたお犬さんの表情が。
結果、恐ろしく切なく悲しくも、このまま後発の映画たちに埋もれていってしまうにはあまりに惜しい一作であると思います。