<ネタバレ>12歳の恋のお話にしては十分だ。
視力喪失危機に陥る少女で .. >(続きを読む)
<ネタバレ>12歳の恋のお話にしては十分だ。
視力喪失危機に陥る少女であるという事が前提のストーリーなので 悲しくも気の毒な方向に進んでいくのは致し方がない。
時の経過に対しても、病気の進行具合が偶然にも急すぎて脚本的に強引さを感じましたが、そこんところも目を瞑る。
ただそこを気にせず、ポジティヴに観れればかなり微笑ましいハズ。
少年ヴィクトールもかわゆい、少女マリーもかわゆい。
だが、マリーの父親は娘の事を思っての行動であると思うのですが、みんなからの総スカン、あれは気の毒に思えましたのですがね 男親感覚でみるならば。で、逆に考えてみますと母親のほうが娘の視力悪化の進行具合に全く気づいていないという事に唖然ですごく不可解に思えてしまったんですよね 病院の担当医の判断にしてもそう、悪化の状況を判っていながら、患者任せでいくらなんでも放置しすぎじゃないのかと。
ところでマリー役の彼女は本物のバイオリニストだそうですが、演奏シーンが少なかったのは最後の最後に溜めて溜めて見せるという手法による わざと意図的なものであったのでしょうかな。でも実のところもう少し演奏シーンが見てみたかったかなという思いが残ります。