<ネタバレ>冒頭の鬼畜レイプシーンだけは不愉快極まりないので さらっと流 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>冒頭の鬼畜レイプシーンだけは不愉快極まりないので さらっと流しておきたい。だけどこの件あってこそのスタートなので そこはしっかり見ておきたい(⬅どっちじゃい)
と、そんな酷い事態の始まりから あまりポルノ寄りにならないでくれ きちんとストーリー有りきの映画であってくれと願いながらの鑑賞。だがそんな杞憂も最初だけであったことにホッとする。だが復讐心の塊と化した娘が加害者の男どもを追い込み惨劇始まるホラーと化してゆくのかと思いきや それもちょっと違う そこには行き着かない。それについてはモヤモヤ残り こちらとしては消化不良になるのだが、これは彼女の自叙伝なので 結果、復讐に至らなかったというのであれば それが事実なので、それはそれで仕方がないことなのだと割り切ろう。
さてカメラ、学生時代の葉子、成人してから先の葉子側からの主観カメラによるこの進行、リアルさは増し、一人の女子物語としてドラマとして成立はしている。だが、視線の先にはかなりの男率で特に佐野史郎なんか あまり見ていたくもないのに長時間に渡る画面の占拠率。しかもこちら向かって囁いてきたりして、そこはグッと我慢するしかないのだが 少女時代の眼鏡葉子は天井目線から傍観者としてずっと最後まで登場してくるので結果的には男女比率としてはバランスよく上手い構成になっていたと思いました。
ただこの著者の方の人生、鬼畜な男たちによって踏みにじられた人生を、私は既に15歳で死んだとかいう出だしで始まっておりますが、結局は風俗関連の仕事から手を引くことなく やっていることと言えばいつまで経っても男の性奴隷的な仕事ばかりであり、経済的に困っている風でもないのに なぜにこんなことばかりを続けているのだろうという不可解な思いが残ります。 エピローグにしても 現在:昼間は介護職、夜はSM穣って それなんで?
とにかく不可解な思いが残ります。