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<ネタバレ>「私たちは息子が事件に巻き込まれた被害者だと思っているのです。どうか息子の行方を探してください。そして息子の無事を祈ってください。」
群がるマスコミにはそう伝えればよいのです。
消息を絶った息子が加害者なのか、被害者なのか、どちらにしても地獄となる苦悩。ただ息子が優しき人間である事を信用するならば、やはり息子は命さえ危うい被害者なんだと思い込み、そしてその上で無事に生きて帰る事を祈ればよいのです。
もしも、それが逆転して、加害者であったと確定したならば、それはその時からして初めて犯罪者側の家族となった事を自覚し対処をしていけばよいのです。
まずは、ほぼ加害者側である事前提で進んでゆくこのストーリー、原作でもやはりそちら寄りの話の展開となっていたのでしょうか。気になるところです。
堤真一さん、素は好きになれない役者さんなんですが、今回素晴らしい演技であったと思います。