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<ネタバレ>苦肉の策であったとはいえ、ストーリー的に悪くはなく楽しめたのだから良しとしたい。そしてとっておきのラストバトルによるカタルシス。各フロアーで待ち受ける強者達と出会う瞬間のカタルシス。これが永久にお蔵入りするなく 例え強引にでもブルース・リーの映画として一作作り終え、世界発信されたという功績はデカイ。
だけど、ちょっと待ってクダサイ
そうじゃない!(塔じゃない!)
ラストバトルについて、彼が階段を昇り詰めてたのはあれ普通に中華街に並ぶビルであって塔ではないんです。一階が無人のレストランで二階にヌンチャク男、三階に白道着の男で四階にビッグジャイアントな巨人君、そして最上階の五階に逃げ惑う敵ボスがいたというあの光景。なぜか塔だったと一般大衆の大多数に勘違いされているのは その後に死亡の塔という紛らわしいタイトル作品が出ちゃったからなんじゃないかと思えます。(ただし、死亡の塔自体に至っても塔なんて出てきやしないんですが、まあそれはそれということでいい加減なもんですね)