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<ネタバレ>このドラマは部屋の入り口に取り残されているベティのバッグ二つを黙って持ちあげ迎え入れる静のゾルグと その行為を確認しながら満面の笑みを浮かべて微笑むベティ その対比 そこから全てが始まる。
そしてそのベティによって破壊され ほぼ空虚となった部屋にベティが一瞬微笑みながら火をつけた瞬間から(また新たな始まりとして )そこから再び新たなドラマが始まるコトとなる。
一度目にしただけでは物足りなく 二度目見ました そして三度目見ました。
当然、三度見たとなると見逃したシーンなどたぶんありません。
だから発作的に起こるベティの危険な行動が全て想定内で行われることについて すごく安堵の想いで見れるコトが自分にとっての収穫(笑)
例えばそんなベティのオイタの数々、
★家主の車にペンキぶっかけ(器物破損)
★家主を二階から突き落としてしまう(殺人未遂)
★二階の窓から什器投げ捨て(迷惑危険行為)
★建物放火(放火罪)
★ゾルグ拉致誘拐&逃亡(誘拐罪ww&逃亡罪ww)
★レストランで客と口論、腕にフォークぶっ刺し(傷害罪)
★編集者宅押し掛け暴行(傷害罪)
★ガラス戸に正拳突き(器物破損&自虐罪)
これら全てを訴えられてたなら前科何犯になるんだろ(笑) いろいろおかしい そしてそんなベティが愛しい
だけどそこに全てのフォローにまわるゾルグがいると知っているからこそ安心して見ていられる(笑)
それでこそ男と女であってプラスとマイナスであって 凸と凹の関係とでも言おうか・・・。
最後悲しいところには目を瞑って見逃す。
そして、言い忘れては絶対に後悔してしまうことになってしまうだろう 音楽がとことん素敵!!