言われる程酷い映画じゃないやん、というのが正直な感想でした。 .. >(続きを読む)
言われる程酷い映画じゃないやん、というのが正直な感想でした。地上波放送用に編集されたヴァージョンしか観てないので、もしかして無駄な部分をカットしてくれたお蔭か?という気がしなくもないですが、「チャンバラを格好よく見せる」のが目的のチャンバラ映画としては、あれでOKだと思います。日本映画黄金期の東映チャンバラ映画なども、今の目からみたら相当トンデモだったりしてますし、もしあの時代にインターネットがあったら「旗本退屈男」シリーズなんぞなんと言われていたことか・・・1800円出して観るのは微妙だけど、サービスデー1000円の日に観るんだったら、自分的には十分楽しめますね。
上戸彩の殺陣も、本人の頑張りと、なんとかアラを見せまいとする編集の努力?の賜物のおかげでどうにか観られるものになっていたと思うし、オダギリジョーの切れっぷりもナイスでした。正義の味方から出発した彼ですが、こうした眉目秀麗かつエキセントリックな悪役、という方に役者としての可能性を感じます。
ところで、次回作は美少女大好きの金子修介監督とうことで結構期待してたりしています。ただ、予告編を見る限り、上戸彩は、栗山”GOGO夕張”千明にかなり喰われるじゃないのぉ、という気がしますが。