誰にも癒してもらえない孤独感というのがあると思う。それを意識 .. >(続きを読む)
誰にも癒してもらえない孤独感というのがあると思う。それを意識せずとも生きていける人もいる。わざわざ意識して精神的に病んでいく必要はない。だけど、そこから生まれる何かもあると思いたい。それが、ラストのトム・ハンクスの笑顔に隠されていると感じた。この作品は、生き抜こうとする意志の強さを映し出すのが目的ではなく、生きてさえいれば、自分だけの宝物をきっと見つけられるんだよ、と暗示しているのだと思う。言い知れぬ寂しさを抱いている人に観て欲しい。