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<ネタバレ>ゾルゲ事件ということで、興味を持って観ました。ゾルゲという名は、手塚治虫の「アドルフに告ぐ」で昔知りましたが、詳しくは知らなかったので・・・。感想としては、個人と国(故郷)の関係というものを考えさせられました。各々の人物がそれぞれの国、故郷、そこにいる人々のために懸命に行動していた時代だったのだなぁと。尾崎の祖国の人々は裏切っていないという様な台詞が印象的でした。また、意見は多々ありましょうが、ゾルゲ(と、その周りの人々)も、また祖国を守るために共産という理想に傾倒していったのは判らなくも無い。それに対して、ソビエトと日本でのゾルゲと関係した女性に対しての体制の対応の違いも印象に残った。しかし、正直ラストのイマジンはどうかと・・・。