国際空港という場所の持つ人工的な側面と複雑な社会の接点は、我 .. >(続きを読む)
国際空港という場所の持つ人工的な側面と複雑な社会の接点は、我々も利用するたびに何らかの形で感じるところではあるが、ひとたびトラブルとなった場合は笑い事では済まされない。国内で生活している時の、あるいは外国にいるときの自分の立場、保護される権利、受けられるサービスなどが全て中途半端なのだ。国際社会が作り出す国境をまたいでいる状況なのだから、当然といえばそれまでなのだが、だから、色んなドラマも生まれるのだろう。常識的でない出来事も妙に納得してしまう。父親とのエピソードがジーンときたな。音楽に国境はないという事が、当たり前とはいえ、素晴らしく感じた。