<ネタバレ>デッカードは乱暴なヤツだよな~と思っていましたが、無抵抗のK .. >(続きを読む)
<ネタバレ>デッカードは乱暴なヤツだよな~と思っていましたが、無抵抗のKをボコボコに殴るあたり変わっていませんね。デッカードはああいうヤツ。
Kはブラックなお仕事で最初から最後まで捨てられた犬のような顔をしていてとても可哀想。博士の前で激昂する場面に胸を打たれました。ブレードランナーの仕事はさぞ辛かったんだろうな。もしかして最後の白い雪は白い鳩の代わり?
そんな気の毒なKをたった一人癒してくれるジョイ。彼女との二人初お出かけデートで雨に濡れるシーンなどとても美しかったです。
ウォレスは最初から最後までぶっ飛んでていいですね。タイレルがすごく常識的な紳士のような気がしてきました。レプリカント開発能力的にもタイレルの方が上だったわけですし。ウォレスにはデヴィッド・ボウイが当初予定されていたそうですが、ボウイ版のウォレスも見たかったです。
最上の天使(最強の天使?)のラブが度々涙を流すのが印象的でした。微塵も暴力を躊躇していませんでしたが、絶対服従のウォレスの命令への抵抗感からの涙なのだとすると、ちょっと切ない。
あとリドリー・スコットワールドでアンドロイドがキスをしてきたら死にもの狂いで逃げるべきですね。